オールライトミッション

それでは始めていきましょう

のびしろしかないわ

友達の結婚式に出席してきました。

 

20代後半にもなると、踏んできた場数も増えてきたが、新郎新婦ともに仲良い友達というのは初めてのパターン。

新婦とは高校生時代、新郎とは大学生時代からの付き合い。

社会に出てから会う頻度が減ったにしても、10年以上前から知ってる二人がひとつの到達点に至った場に立ち会えたのは感慨深い。とてもめでたい。

 

招待状に「披露宴で流したい曲」を記載する欄があったので、さんざん悩んでaikoの『桜の時』を

リクエスト。ちゃんと流してくれて嬉しかったな。

ポルノグラフィティの『約束の朝』も流れてた。ファンとしては嬉しい限り。

あとで聞いてみると、予想通り新婦の希望で流したそう。

 

緊急事態宣言が発令中ということで、アルコールは提供されなかったが、それは織り込み済み。自宅で飲酒してから式に臨んだ私、披露宴出席者の中で一番陽気に振る舞ってた気がする。BGMに体揺らしまくってたもんな。そんな中、スタッフにドリンクのおかわり聞かれるのめっちゃ恥ずかしかった。それでも横揺れやめらんない。楽しかったなあ。

 

新郎がバンドマンなもんで、披露宴の終わりには「歌うたいのバラッド」を披露していた。とても感動。ラプンツェルみたいに灯篭飛ばしもしたよ。付き合い長いのにディズニー好きなのは知らんかったな。

個性的でとても楽しい披露宴でした。

 

私が昔付き合ってた女性も、新郎新婦の友人なもんで出席してたんですよね。

黒髪ショートストレートだったのがオレンジパーマになってたので名乗られるまで誰か気づけなかった。マスクしてるし、顔合わすのも数年振りだしなあ。定型文的会話だけ済ませました。元気そうで何より。社交性も昔より身につけたようで。お互い大人になりましたね。

 

たくさんの友人と会えたのは嬉しかったな。

これまでリモートで話した奴らもいたけれど、じかに顔合わすのはコロナ禍以前ぶりだったり。世知辛さを痛感。

 

そして、出席してる友達皆結婚してたり、長く付き合ってる恋人がいたりで、時の流れを大いに感じた。

それでも、意外と卑屈になっていない自分がいて驚く。

普段ならそんな彼らと比べ、自分には恋人どころか、恋愛が始まる気配すらない日常を送っている現実を嘆いている。

しかし今日は、久しぶりのスーツ姿を見て「あれ?私かっこよくね…?」とうぬぼれたり、新郎新婦が作成したなんとかムービーに映った昔の自分の写真を見て「あれ?今の私が一番かっこいいな!」となったため、やたら自信に満ちている。

帰りのエレベーターで10年振り?くらいにあった高校の同級生には「あたしのこと覚えてる?最初ヒノキってわからんかった!」と言われて「あれ?私、見違えるほどかっこよくなった…???」とすら思った。

スタッフへの対応も、思い返してみると、見てた限り私が一番愛想よかった。退席前のアンケートがD席代表として私にお願いされたのもそのためだろう。

同世代のみんなよりタイミングが少し遅いだけで、よいパートナーが見つかるのも時間の問題だな、これは。10月に何かが始まる予感(根拠なし)があるので、それに期待。

 

めちゃくちゃ自分のことを褒めちぎって、とても気持ち悪い文になってしまったが、とにかくポジティブ。新郎新婦からは幸福だけでなく自己肯定感を底上げする機会までもらってしまった。ありがてえ。

 

学生のときみたいに、中身のない会話をまた彼らと楽しみたいなあ、としみじみ。

社交辞令で終わらせず、本当に今度誘ってみようかな。